masato日記

雑多なものごとについて書きます

ヒトの文章を理解するために大切なこと

山田ズーニーさんの記事で、社会人の新入生に向けて書かれていたものを読んだ。

文書が読めないのは、相手の文脈に飛び込んでいないからだ。自分に引きつけて都合よく解釈しているのでは、読めない。

 

ざっくりこういうことだった。この読みもいくらか独りよがりな解釈が混じっているだろう。完全な理解は無理だが、妥当な理解はあると思う。それは、自分の世界から飛び出さない限り見えて来ないって書いてあった。

 

本の読み方にも通じる。著者の真意というものがあるかどうかはさておき、自分に都合の良い解釈だけでよむのと、著者の立場を想像しながら読むのとでは、まったく違う読書体験といえそう。

 

 

35おくばいげんきになる言葉

鳥取、枡水高原(ますみずこうげん)のロッジ。

コーヒーを飲みに立ち寄った。

立て看になにか書いてある。

 

たべていってね、35おくばいげんきになるよ

どんどんおいしくなってくよ

 

ひらがなだったからこどもがかいたのだろうか。

やさしい言葉だった。

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バカのバージョンアップをしようという話の本をよんだ

通っている美容室の、美容師さんと時折「どんな人が好みなの?」という話になる。しばし言葉を失う。それで、あれこれ考えて、どこか外しているような感覚をおぼえつつ、できるだけ率直に答える。だけど、わかったようなわからないような感じになる。毎回、自分の好みなのにどうしてこうも曖昧なのか、と思う。それで、これからはもっと自分のことを知ろう、などと考える。

さて、千葉雅也氏の『勉強の哲学 来たるべきバカのために』を読んでいたら、「ウマが合う人というのは、あなたの非意味的な『スタイル』に共鳴している人のことだ」といったようなことが書かれていてた。「非意味的」というのは、ざっくりいうと「こだわり」。で、おおっ。そうか、意味じゃなかったんだ。自己のスタイルに共鳴できるかどうかで気が合うかどうかは決まっていたのか。であれば、自分がいつも好ましいと思う人物像を描くためには、まず自分のスタイル、すなわちこだわりを認識すべし。そうすれば、それにノってきそうな人がまさにその人である。そんなことを思った。

自分のこだわりを客観的に見つめ直すって、地味にめんどくさいし、体力いるけど。

ところで、本の著作者の写真がロックだった。長髪。パンクロックとかビジュアル系なヘアスタイルを彷彿とさせる。「統治から自由になることを目指す」研究をしているだけあって、それにふさわしいビジュアル。

この本は、すごくわかりやすく現代思想理論をかみくだいて説明していると思った。くわえて、思想家の原書を初心者が読み解くのは無理、と一線を引いてくれているのも親切だ。いきなり原典に挑戦して、理解できず、挫折する者が多くいるのだろう。だからまずは、入門書からはじめなさい、と。これは教育者として親切。

本書を読んでいて思ったこと。いまひとつどこにも「ノれて」こなかったという自覚があるので、いっそのこと「来たるべきバカ」に突き抜けるしか道はないのではないか、ということ。「ただのバカ」か「来たるべきバカ」かは、外見からは判別がつかなくとも、自分はそのどちらなのかを知っている。そして、「来るべきバカ」同士は互いをそれと識別できるのではないか。そのような者同士で、「浮いた」語りができたら楽しそうだと想像する。希望として。 

勉強の哲学 来たるべきバカのために

勉強の哲学 来たるべきバカのために

 

 

Emily Haines with the Soft Skeletonがすごくいいですよ

iTunesのレコメンドで知ったEmily Haines with the Soft Skeleton という歌手がすごくよかった。

  • メランコリックでありながら芯の通った強さがある
  • ピアノでしっとりなのに踊れる
  • 繰り返すライムの心地よさ
  • オルタナっぽいのに社会人でもあるオトナの印象
  • とにかくうつくしい 

父親はPaul Haines。詩人だったようです。   

歌詞が詩的なのは父の影響なのだろうか。   

リズミカルなんだが、ラップじゃないし、詩のリズムだと感じた。  

全然詩について知ってるわけじゃないけど。

GarbageとかMercury Revとか好きっていう人はきっとEmily Hainesも好きなはず。

 個人的にここ数年で最高だ。    

1974年生で43歳とのことです。 

かっこいいオトナ。

 


Emily Haines & The Soft Skeleton - Planets (Official Video)

 

ジムジャームッシュ監督最新作『パターソン』を観てよかったと思うふたつのこと

1.現代詩のおもしろさ
2.愚痴らない潔さ、かっこよさ

に気づけたこと。

パターソンは、名古屋は伏見シネマテークで現在絶賛上映中。

フライヤーみて、「若い夫婦が自然ゆたかな感じの田舎でよさげなスローライフを送るんだろうなあ」などと予想していたが…

実際は、奥さんがクセもので、「旦那よく耐えてる」という感じだった。

数々の突拍子もない行動にめげず、愚痴らず、ひょうひょうと毎日を送っていく主人公パターソンの姿から安易にグチらないことの尊さをまなべた作品。言葉にださずとも伝わる主人公が感じているだろう違和感、ストレス。だが、黙ってそれを受けとめられる器の大きさ。

パターソンは、アメリカ、ニュージャージー州にある都市の名前である。この都市は過去、著名な詩人を何人も輩出しているらしい。映画中で何度も引用されるWilliam Carlos Williams(ウィリアム・カルロス・ウィリアムズ)のほか、Allen Ginsberg(アレン・ギンズバーグ)などなど多くの詩人がパターソンの出身らしい。

他の方のブログで引用されていた。

d.hatena.ne.jp

詩は読んでいて、イメージが立ち上ってくるところがここちよい。
きちきちと構築された文章とはまったく違う。
自由にイメージをふくらますことができて、こころがゆるむ。

詩に興味を持ち、"poet"とかググってみるとあれこれみつかった。

アレン・ギンズバーグはとくに"Howl"(吠える)という作品が有名らしい。

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アレン・ギンズバーグ https://www.poetryfoundation.org/poets/allen-ginsberg

Howl by Allen Ginsberg | Poetry Foundation

かっこいい。
翻訳もいくつかあった。詩を翻訳するなんてすごいと思うけど、躍動感は原文のほうが感じられた。
詩を原文で読めるようになりたいな。

部屋を片付けていて考えたこと

昨日の出来事。ながいこと机の上が本やら雑貨やら紙やらでぐちゃぐちゃでやっと片付けた。そうしたら、想像以上に気持ちがかるくなった。

片づけすると気分がよくなるということは前から知っていたが、どうしてそうなのか。

 そもそも片付いていない状態とは何か?   

それはひとつに、モノが不自由になっていることだと思う。 
たとえば、積み重なった本。下にどの本があるのかわからないし、取り出せない。場所を取っているだけで、しんでる。 散らかっているせいで不自由になっている。

整理することで、この不自由から解放される。あるべき姿、水平に並んだ状態にしてやればよい。 すると、またすべての本を自由に使えるようになって、うれしい。

余白がない、ということもぐちゃぐちゃ状態の特徴だ。

モノが増えると空間を圧迫する。その中では身動きがとりにくくなる。
ぎゅうぎゅう詰め込まれた本棚は、見た目に苦しいし、使い勝手が悪いということだ。
ゆとりを保つには、ある程度の空白が必要。
余力を残しておけば、全体を有効に活用できるようになる。

 ゆとりはできることならもっとほしい。部屋が広ければいいかもしれない。そして、そのためには、広い部屋に引っ越すか、所有物をへらすしかない。 でも、どっちもけっこう大変そうだ。だから今のところはあたらしく買った本棚を組み立てて、本をしまうことにしよう。

UoWのbashでバッファーサイズMax+ロジクールMX Masterでログ確認が実に捗る

WEBアプリをデバッグするときログをたどる。WindowsBashを起動して作業しているのだが、残念なことにわずか2ページ分のログしか見ることができていなかった。これだとエラーメッセージまでたどり着けないことが多い。

先日、ある方にこの不便さを訴えてみたところ、即答で履歴数を増やせばよい、とのアドバイスがもらえた。
手探りで右クリックしてプロパティを表示、それっぽい項目をみつけて設定してみた。Bashを再起動したら設定が反映されていた。

めちゃ簡単だった。

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タスクバーのBashアイコンを右クリックする

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もう一度右クリックしてプロパティを選択

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レイアウトタブの「高さ」を9999にしよう

これで上限の9999行まで見れるようになった。

どうせならスクロールが素早くできたらもっといい。最近入手したロジクールのMX Master 2Sを使うとそれが可能になる。勢いよく回すとシャーッと回転するマウスホイール。そのあいだにどんどん画面がスクロールされていく。キーボードを連打したり、マウスをスクロールしすぎることで疲れたりなんてもうしない。一度これを使ってしまうと、以前のカリカリ回してたホイールには戻れない。ヘビーにスクロールする人にぜひおすすめしたいマウスだ。

シャーッってやるのが気持ちよくて無意味に回してしまうのだった。

Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S ワイヤレスレーザーマウス グラファイト FLOW機能付 Bluetooth/USB接続 Windows/Mac対応 高確度