本を片付ける
引っ越しするから本を整理している。いるものと要らないものに分ける。要らないものはリサイクル、要るものは手元に残すものとネットで売るものに分ける。
整理できた本をダンボールに大方詰め終えた。本棚がすっきりした。部屋の中でみえる本が少なくなって、こころが軽くなった。本というのは、何かしらこころに訴えかけてくるところがある。「これいつ読むのだ」「要らないなら処分すれば?」「本棚がいっぱいではみ出ている、落ちるかも」などなど、忙しい。
数年前、ほぼすべての手持ちの本からカバーを外して捨てた。目にうるさかったからだ。日本の本には基本的に表紙カバーがついている。背面にはバーコードが印刷されていて、すぐペロッとめくれがちなあれだ。カバーは、本屋で目立つようにと意図されてか、強い色使いになっていることが多い。字もでかすぎる。こいつをそのまま部屋に置くと、視覚的にうるさすぎると思った。賃貸の小さめワンルームだから余計にそうだった。
古本屋に売ろうとするとき、カバーがない本はほぼ売れない。だから不要な本はリサイクル、早い話、処分しかない。表紙のコピーががなりたてる部屋で過ごすのを耐えるより、売れなくなることを選んだことは後悔していない。
本を整理するのは、自分が何を大切にしているかを明確にする作業でもある。多くある本のうち、すべてを読むことはできない。体力的、時間的に無理だからだ。だから、時間を使って読むに値する(と自分が思う)本だけを残すことになる。
整理できると、いらないと思っていた本とさよならできて、大切なものがはっきりとみえてくるようだ。
休養日の確保
「スケジューリングで最重要なのは休養日を入れることです」
残念な人類のためのタスク・スケジュール管理術 - 発達障害就労日誌
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仕事での目標を具体的に決めていきたい…
目標を決めると、ときに目標にしばられてしまうことがある。
というか、目標に目的があるとしたら、それはしばることではないか。目標はそもそも規制をかけるものだ。
しかし、その規制を絶対化することは危険だから、目標は仮決めでいいのかもしれない。
危険だというのは、生きているうちに目標はずれていくものだからだ。
ずれまいとするのか、ずれちゃうのか。わからないから、仮決めにする。
日曜日
3月中旬から下旬にかけて、引っ越し業者の費用が高騰する。
いまある家具を捨てて買いなおした方が安いんじゃないか!?と一瞬おもった。
現実にはそこまではいかなかったが。
そもそも簡単に引っ越せるようにように持ち物が少なかったらいいな。
持ち物がなければ、普通車一台で運べる。
大きい家具があるとトラックが必要になるし、一人で移動させられない。二人以上の人手が必要になる。
大体、配送のスケジュールを組むのが苦手すぎる。
引っ越し作業は全然好きではない。
だが住む場所が変わるのは、生活があたらしくなった感じがして割と好きだ。
新居になれるまでどれくらいかかるか。
実績から言って約半年かかる。
半年間は眠りが浅い。
引っ越し間もないうちは、まわりのすべてが必要以上によそよそしい。
それがだんだんと身体・意識になじんでくると、いくらか落ち着けるようになる。
そして半年後、本当の家にいるようにして眠れるようになるだろう
長いよ。
今度は3か月くらいで慣れたい。
沖縄たのしかった記録
先日、沖縄旅行してきた。先に反省したことを書いたので、今度はたのしかったことを記録してみる。
1.美ら海水族館
2.ダイビング
3.中華料理
4.ハンバーガー
キャプテンカンガルーという店のバーガーがうまかった。沖縄で有名なバーガー屋のようだ。久しぶりのハンドメイド感あふれるリアルなバーガーだった。値段も800円くらいからでリーズナブル。美ら海水族館の途中にあるのでランチに寄るといい。けっこう混んでいて、3組ほど待った。
感想
沖縄旅行ひとり反省会
4泊5日で沖縄旅行に行ってきた。 沖縄は今回はじめて行った。新しいことに挑戦したり、人との出会いがあったりで収穫の多い旅行であったものの、残念な点もいくつかあった。その多くは自分の準備不足のためだ。私は旅慣れていない。一人で旅行するというのは、思っていたより難しいのだ。はまりポイントがたくさんある。しかし何事も経験だ。今回やらかしたことを忘れないようにひとり反省会をおこないたい。
1.宿
宿は大切だ。旅行とは不慣れな環境に行くことだ。これにはエネルギーを消耗する。だからしっかり休息することが大切になる。
今回の旅行は、全部ドミトリーに泊まる予定だった。しかし、これから書く理由により、ドミトリーには1泊したのち、逃げ出してきた。 ドミトリーを選んだのは、1泊1500円で格安だったからだ。ドミトリーがどんなものかは、知っているつもりだった。以前にカプセルホテルなら何回か使ったことがあって、似たようなものだと高をくくっていた。が、それはは間違いだった。ドミトリーというものはもっとワイルドな環境なのだ。
ドミトリーには、大部屋に2段ベッドが9セットほど並んでいた。二段ベッド3式x3列だったと思う。満員時は18人ほどになる。ちなみにここが一番安価な部屋だった。
2段ベッドには、壁がない。当たり前だ。外とはツーツーだ。このため隣人や上段の人の動き、音がダイレクトに伝わってくる。一応カーテンは付いてて、通路からの視界を遮ることはできた。しかし、なぜか光を通すタイプのもので、これが原因で周囲からの光漏れに悩まされることになった。カーテンはかならず遮光タイプにする必要がある。
それをわからせてくれたのは隣人だった。彼は、深夜に照明をつけ、スマホで動画鑑賞していたと思う。時折ニソニソ笑いが聞こえてきたからだ。深夜1時過ぎなのでいい加減寝てほしかった。いっそのことそう言おうかと思ったが、めんどうなので止めた。2時を過ぎあたりで眠りについてくれた。スマホの光+ニソニソ笑いは止んだ。しかし、ようやく静かになると安心したのもつかの間、次は大きないびきを立てはじめた。ちなみにこの日はいびきをかく人が多く、隣人に加えて2名ほどのいびきを聞くことができた。どれも微妙に音の立て方が違うのが興味深かった。どれもこれも濁った、心をかき乱す音。ふと、もしかして自分もそんないびきを立てているのかもしれないと思い、眠っている間を録音してみようかという考えが浮かんだ。ともかく、耳栓もアイマスクも用意してきていなかったから、防御する術はなかった。翌朝は7時起きなのに、眠れない。逃げ場はどこにもなかった。安さにひかれてドミトリーを選択した自分を呪い、その瞬間、3泊分の料金を支払い済みだったがそれを捨ててもいいから絶対に個室のホテルに移動することを心に決めた。
普通のビジネスホテルにチェックインしたあと、個室が与えられているということ、専用トイレバスがあるということの素晴らしさをこれまでになく強く実感した。
2.お土産選び
お土産えらびというのは、けっこう複雑な最適組み合わせ選択能力が要求される。お土産屋さんにふらっと立ち寄って、なんとなく頭の中で計算できるレベルではない。お土産選びには考慮すべき要素がたくさんあるからだ。たとえば次のようなことを最低限考えておく必要がある。
予算
お土産に使える金。少なすぎると足りなくなって、多すぎると財布が空っぽになる。丁度良く設定するのがむずかしい。
個数
1種類でいいのか、複数種類を楽しんでほしいのか。渡す人に合わせて決めたい。
嗜好
だれが何を好きそうか。たとえば、酒を飲む人なのか、飲まない人なのか。
店
良い品物が買える店はどこか。また、価格はリーズナブルかどうか。繁華街の一等地にある土産屋は値段がたぶん高い。
荷物収容力
買った土産を持ち帰れるのか、そうでないのか。 スーツケース、バッグの容量は限られている。あふれた分、または土産すべての配送を業者に頼むことを考えなければならない。 配送会社の受付場所をしらべておく必要がある。 手荷物で運ぶ場合は、荷物に液体があればフライトに持ち込める液体容量を知っていなければならない。知らなかったから間際で焦ったが、土産屋の人に聞いたら、国内線は持ち込める液体の容量規制がゆるいらしいことがわかった。あとでネットで調べたら2リットルまでOKだということが確認できた。
出所:http://en-casa.net/1285.html
というわけなので、個人的には表をかいてだれに何を買うか決めておくのがベストという気がする。できれば旅行に出発する前にあたりを付けておきたいところだが、行く前に何が土産にあるかはわからないと思うので、最低限、予算とだれにあげるかは決めておいた方がいい。旅行中はなにかとバタバタしがちなので、こういう作業をする時間がとれなくなりがち。
3.レンタカー
沖縄を移動するのに車があると便利。とりあえずあればいいだろうと思って借りたが、予想以上に使わなかった。タクシーで事足りた。 美ら海水族館にいったのだが、現地で合流した人が借りた車がつかえたからだ。一緒に行く人数、車の大きさを確認しておかなかったので、多めに用意しておけばいいだろうと安易に考えていた。一緒に行動する人がいる場合はちゃんと連絡をとりあわないと、ムダに出費することになる。
レンタカーの感想
あと、事前にレンタカーをネットで調べたとき、外車のレンタカーが1日6000円など、割安で借りれることがわかっていたが、そういうタイプの車が走っているのをほとんど見かけなかった。沖縄だからオープンカーがたくさん走っているんだろうと思ったが、那覇市内に限ってはそういうこともないらしい。
沖縄は思ったよりも広い。モノレールが走っている範囲は割と限られていて、その他のエリアへ行くには車が必要になる。だがモノレールの範囲だけで行動するなら車はむしろ不要だ。
「国際通り」の感想
国際通りは思っていたより治安は悪くない雰囲気だった。深夜0時にひとりで歩いていたが、危険を感じるような場面はまったくなかった。夜遅くまで観光客と地元の若い人達でにぎわっていて、いたって普通の人々という印象だった。名古屋の栄のほうが怖い感じがする。まあ、一回いっただけで断言できないが。
国際色
ちなみに、中国と韓国の観光客はめちゃめちゃ多くいた。どこにでもいる、という感じ。コンビニの店員さんは半数以上が東南アジア系の人だった。日本は、日本人ばっかりという印象はだが自分の中でだんだんとうすくなってきている。
まとめ
以上、もっとある気がするが、おもいつく範囲で書いた。
今回はひとりだったので失敗の被害をこうむるのは自分だけで済んだが、連れがいた場合、そしてその彼/彼女が失敗を寛容できなかった場合、空気が険悪になるだろう。旅行してけんかして仲が悪くなるというのは破滅的としかいいようがない。旅行したい、という前に、ある程度旅行の経験を積んで、典型的なパターンになれておくことが望ましい。そうしたら、安心して楽しむことができるだろうと思う。今回の旅行はいい経験になった。何事も経験だ。
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会社最終出社日だった。
挨拶の電話くれる人がいてうれしかった。ご飯会してくれたり、ランチ誘ってくれたりした人がいたり。
退社際にいきなり握手してくれた人がいて、うれしかった。
寄せ書きをもらうのが苦手だったが、なんか素直にうれしかった。
時期がちょうど3月で、入れ替わる季節。そういえば、学校だと毎年クラス替えしてたのがそんな雰囲気に近いと思った。
さよならすることで、物事には限りがあるのだと知れる気がする。ありがたさとはこのことか。