masatoの日記

やっていきます

想像力

昨日書いたブログを読み返していて、途中までは筋を追って読めていたが、あれっ?と詰まった箇所があった。前の文から次の文のつながりがわからなかったのだ。どうしてそういう理屈になるのかわからなかったので、つまづいた。書いているときは不自然な感じはしなかったはずなのだけど。行間で論理が飛躍してた。自分が書いた文章でさえ、読めないことがあるという経験だった。

よく「行間を読め」と言われる。言外の文脈を踏まえて発話を理解せよ、ということかと思う。それは、当たり前のように言われることであっても、簡単なことではない。

書かれていないこと、言われていないことを読み取るには想像力が必要だ。想像とは、無から何かを創り出すことではない(と思う)。少なくとも、わたしにはできないことだ。そうではなく、それは過去の経験と照らし合わせてみることで、わからないなりにもその対象の内実を推察することではないのか。

であれば、そもそも経験を持たない人間にたいして、「想像力がない」というのはあまりにも理不尽かつ残酷ではないかと思う。

「想像力がない」という烙印を押された者はどうすればよいのか。

好き勝手に生きればよいと思っている。

想像力というのは一面的にはかれるものではない。力が働く分野、そうでない分野があるはずだ。

だから、結局他人が求める想像力を身につけようとして苦しむよりも、自分が身を入れて打ち込めるような分野で活動したほうが良いという気がする。