masatoの日記

やっていきます

教師塾 第5回 「『聞くとは何か?』人生を変える対話への扉」に参加してきた

「インタビューゲーム」というインタービューをしあうイベントに参加してきた。二人ひと組ペアになって、20分交替で「聞き役」、「答える役」を交代してインタビューしあうという趣向のゲームだ。

基本的なルールは次の3点。

1.聞き役は何でも聞いても良い
2.答える役は言いたくないことを言わなくても良い
3.答える役は聞かれていないことでも話して良い

わたしは、これまでにこのゲームを8回やったことがある。きょうで9回目になる。

きょうは特におもしろかった。何が面白いのか。自分の知らない人間の一面が見えるから、というのが大きい。他人の一面だったり、自分の一面だったり、両方についてあたらしく気づけることがある。

印象に残ったことば。

1.人は自分が作った枠に縛られている
2.あらかじめ考えた問いかけより、その場の思いつきで生まれた問いかけのほうがコミュニケーションが深くなることが多い
3.ニュートラルな視点でひとを見続けることが大切

どういうことか。

1.他人に指摘してもらうことで、自分がどんな枠のなかで言動しているのかに気づけることがある。自分自信では見えていなかったクセとか縛り、他人の目で見つけてもらって、教えてもらうということ。自分にとっては、それが自然のことであるので、客観的にみれない。そうじゃない自分を想像できない。違う身体、感性をもった他者からみると、そこに何かが見えることがある。

2.自分一人の考えで思いつくことは、自分の中にあることからだけでできている。他者との交流を通じて生まれた考えは、他人の成分が入っている。相手の立場をふまえている部分があるので、もっと相手に届きやすい。

3.対面している人を「これ」と断定することで、「理解」したいという欲求を断念する。「理解」するのは、楽ではあるが、相手そのものを見損なう。それは、相手の実体を自分の中で観念化してしまうことだと思う。現実の人間は、観念ではない。ここを誤ると、常に相手を見損ない続けるのではないか。

イベント後の懇親会も大いに盛り上がった。熱い方が多く、とてもおもしろく話ができた。参加してよかった。みなさま、どうもありがとうございました。次回もたのしみにしています。