masatoの日記

やっていきます

自転車通勤した火曜日

久しぶりに自転車で通勤してみた。普段は車通勤だ。約8キロはなれた職場まで約20分の距離。布団からでて、支度して、車に乗ると、ひとつも息を乱すことなくスムーズに移動できる。車は最高に快適だ。だが、快適すぎて不安になってきた。車はプライベート空間であり、他の移動手段にくらべてノイズが圧倒的に少ないから、コントロールできすぎてしまう気がした。もっと雑多なものに触れたほうがよいのではないのか?と思った結果だ。それに、運動すると何か元気になれそうじゃないか?だから自転車で行こう、ってなった。

実は最近、自分の感情がだんだんと硬直してきていて、起伏が乏しくなってきているかも、このまま生きた屍になるのかも、と不安になることがあった。そこで、運動すれば感情が強制的に動くだろうと思いついた。良い方か悪い方かは別にして、運動すれば気分は変化する。

わたしにとって片道8キロを自転車でいくのは、割と体力を消耗する。街中を走って行くため、朝、通勤する人の群れ、中学生高校生おばあちゃんおじいちゃん、それぞれバラバラのスピードで移動する人々をよけつつ、交差点を右折車、左折車に注意して渡ったりを連続して進んでいくことになる。これがとても疲れる感じ。神経が消耗する感じ。

なので、職場についた時点でわたしはおそらくその日の体力リソースをけっこう使い果たしていた。その証拠というか、昼過ぎから夕方にかけて、オフィスの環境ストレスに対抗しうるエネルギーがすでに枯渇しており、その場にただ存在しているだけで気力が失われていくような状態だった。ドラクエでいえば、紫の毒沼を歩いている状態だ。そして帰宅後、30分くらい体育座りで放心するくらいの疲労度となった。体力を使いすぎるのはあぶない。

精神的には消耗した感が強かったけど、身体はいつもよりよく動く感じがして、よかったこととしんどかった面がある。自転車通勤は週3くらいを上限として、ちょくちょくやるのがよさそうと思った。で、運動による意識変容は予想通りあった。からだを動かすと気分が変わるのおもしろいね。