masatoの日記

やっていきます

会社で内勤していると必要な語彙は限られる。

とても簡単な言葉ばかりだ。

「わかりました」
「確認します」
「それは○○です」
「ありがとうございます」

さすがに実際はもっともっとあるけど、大体こういう感じのシンプルな構文がつづく。

語彙が乏しいことは批判されることが多いが、かならずしも悪いことではない。

シンプルな言葉はききやすい。

聞いていて疲れないし、理解しやすい。

難しげな言葉でかっこいいことを言おうすると、わけがわからない言葉になる。

難しげな言葉でかっこよくしゃべれる人と出くわすと、すごい、と思う。

しかし、それはそれだ。

簡単な言葉の楽さに気がついてからは、小難しいことばで書かれた本を避けるようになった。ごくまれに評判のよい書籍を買ってみたら、非常に文章が難解だったことがある。それは、ぱらぱらめくってみて、本棚にしまったままだ。一応、いつか読むことになっている。評価されているということは、内容に価値があるはずだとは思う。でもほかにやさしい言葉で書かれている書籍があるのだから、わざわざ難解なやつと格闘しようという気にならない。

やさしい言葉づかいでもなく、難解な言葉づかいでもなく、読めるけどちょっと難しいというバランスの文章もある。これは、しかるべき理由があってほどよい難しさの文章をえらぶ必要があったようだ、という気にさせられる。とくに根拠はない。

自分に限っては、難しいことは考えないので、簡単な言葉で表現するのがよいと思っている。