masatoの日記

やっていきます

沖縄旅行ひとり反省会

4泊5日で沖縄旅行に行ってきた。 沖縄は今回はじめて行った。新しいことに挑戦したり、人との出会いがあったりで収穫の多い旅行であったものの、残念な点もいくつかあった。その多くは自分の準備不足のためだ。私は旅慣れていない。一人で旅行するというのは、思っていたより難しいのだ。はまりポイントがたくさんある。しかし何事も経験だ。今回やらかしたことを忘れないようにひとり反省会をおこないたい。

1.宿

宿は大切だ。旅行とは不慣れな環境に行くことだ。これにはエネルギーを消耗する。だからしっかり休息することが大切になる。

今回の旅行は、全部ドミトリーに泊まる予定だった。しかし、これから書く理由により、ドミトリーには1泊したのち、逃げ出してきた。 ドミトリーを選んだのは、1泊1500円で格安だったからだ。ドミトリーがどんなものかは、知っているつもりだった。以前にカプセルホテルなら何回か使ったことがあって、似たようなものだと高をくくっていた。が、それはは間違いだった。ドミトリーというものはもっとワイルドな環境なのだ

ドミトリーには、大部屋に2段ベッドが9セットほど並んでいた。二段ベッド3式x3列だったと思う。満員時は18人ほどになる。ちなみにここが一番安価な部屋だった。

2段ベッドには、壁がない。当たり前だ。外とはツーツーだ。このため隣人や上段の人の動き、音がダイレクトに伝わってくる。一応カーテンは付いてて、通路からの視界を遮ることはできた。しかし、なぜか光を通すタイプのもので、これが原因で周囲からの光漏れに悩まされることになった。カーテンはかならず遮光タイプにする必要がある。

それをわからせてくれたのは隣人だった。彼は、深夜に照明をつけ、スマホで動画鑑賞していたと思う。時折ニソニソ笑いが聞こえてきたからだ。深夜1時過ぎなのでいい加減寝てほしかった。いっそのことそう言おうかと思ったが、めんどうなので止めた。2時を過ぎあたりで眠りについてくれた。スマホの光+ニソニソ笑いは止んだ。しかし、ようやく静かになると安心したのもつかの間、次は大きないびきを立てはじめた。ちなみにこの日はいびきをかく人が多く、隣人に加えて2名ほどのいびきを聞くことができた。どれも微妙に音の立て方が違うのが興味深かった。どれもこれも濁った、心をかき乱す音。ふと、もしかして自分もそんないびきを立てているのかもしれないと思い、眠っている間を録音してみようかという考えが浮かんだ。ともかく、耳栓もアイマスクも用意してきていなかったから、防御する術はなかった。翌朝は7時起きなのに、眠れない。逃げ場はどこにもなかった。安さにひかれてドミトリーを選択した自分を呪い、その瞬間、3泊分の料金を支払い済みだったがそれを捨ててもいいから絶対に個室のホテルに移動することを心に決めた。

普通のビジネスホテルにチェックインしたあと、個室が与えられているということ、専用トイレバスがあるということの素晴らしさをこれまでになく強く実感した。

2.お土産選び

お土産えらびというのは、けっこう複雑な最適組み合わせ選択能力が要求される。お土産屋さんにふらっと立ち寄って、なんとなく頭の中で計算できるレベルではない。お土産選びには考慮すべき要素がたくさんあるからだ。たとえば次のようなことを最低限考えておく必要がある。

予算

お土産に使える金。少なすぎると足りなくなって、多すぎると財布が空っぽになる。丁度良く設定するのがむずかしい。

個数

1種類でいいのか、複数種類を楽しんでほしいのか。渡す人に合わせて決めたい。

嗜好

だれが何を好きそうか。たとえば、酒を飲む人なのか、飲まない人なのか。

良い品物が買える店はどこか。また、価格はリーズナブルかどうか。繁華街の一等地にある土産屋は値段がたぶん高い。

荷物収容力

買った土産を持ち帰れるのか、そうでないのか。 スーツケース、バッグの容量は限られている。あふれた分、または土産すべての配送を業者に頼むことを考えなければならない。 配送会社の受付場所をしらべておく必要がある。 手荷物で運ぶ場合は、荷物に液体があればフライトに持ち込める液体容量を知っていなければならない。知らなかったから間際で焦ったが、土産屋の人に聞いたら、国内線は持ち込める液体の容量規制がゆるいらしいことがわかった。あとでネットで調べたら2リットルまでOKだということが確認できた。

出所:http://en-casa.net/1285.html

というわけなので、個人的には表をかいてだれに何を買うか決めておくのがベストという気がする。できれば旅行に出発する前にあたりを付けておきたいところだが、行く前に何が土産にあるかはわからないと思うので、最低限、予算とだれにあげるかは決めておいた方がいい。旅行中はなにかとバタバタしがちなので、こういう作業をする時間がとれなくなりがち。

3.レンタカー

沖縄を移動するのに車があると便利。とりあえずあればいいだろうと思って借りたが、予想以上に使わなかった。タクシーで事足りた。 美ら海水族館にいったのだが、現地で合流した人が借りた車がつかえたからだ。一緒に行く人数、車の大きさを確認しておかなかったので、多めに用意しておけばいいだろうと安易に考えていた。一緒に行動する人がいる場合はちゃんと連絡をとりあわないと、ムダに出費することになる。

レンタカーの感想

あと、事前にレンタカーをネットで調べたとき、外車のレンタカーが1日6000円など、割安で借りれることがわかっていたが、そういうタイプの車が走っているのをほとんど見かけなかった。沖縄だからオープンカーがたくさん走っているんだろうと思ったが、那覇市内に限ってはそういうこともないらしい。

沖縄は思ったよりも広い。モノレールが走っている範囲は割と限られていて、その他のエリアへ行くには車が必要になる。だがモノレールの範囲だけで行動するなら車はむしろ不要だ。

国際通り」の感想

国際通りは思っていたより治安は悪くない雰囲気だった。深夜0時にひとりで歩いていたが、危険を感じるような場面はまったくなかった。夜遅くまで観光客と地元の若い人達でにぎわっていて、いたって普通の人々という印象だった。名古屋の栄のほうが怖い感じがする。まあ、一回いっただけで断言できないが。

国際色

ちなみに、中国と韓国の観光客はめちゃめちゃ多くいた。どこにでもいる、という感じ。コンビニの店員さんは半数以上が東南アジア系の人だった。日本は、日本人ばっかりという印象はだが自分の中でだんだんとうすくなってきている。

まとめ

以上、もっとある気がするが、おもいつく範囲で書いた。

今回はひとりだったので失敗の被害をこうむるのは自分だけで済んだが、連れがいた場合、そしてその彼/彼女が失敗を寛容できなかった場合、空気が険悪になるだろう。旅行してけんかして仲が悪くなるというのは破滅的としかいいようがない。旅行したい、という前に、ある程度旅行の経験を積んで、典型的なパターンになれておくことが望ましい。そうしたら、安心して楽しむことができるだろうと思う。今回の旅行はいい経験になった。何事も経験だ。