masatoの日記

やっていきます

東京に引っ越して一月と2週間が過ぎました

40日以上が経過したことになる。最初の頃は一月すれば少しはなれると思い、でも一月は長く感じた。今振り返るととても早く過ぎた。4月はここでの生活に慣れようと感張り、会社の研修で渋谷に行き、人の多さに参り、かなり疲れていた。5月、研修が終わり、渋谷の雑踏からようやく逃れ、会社の事務所に通勤しはじめた。行きつけのスーパーができ、コンビニができ、新代田駅前の図書館で利用カードを作った。作ったがカードはまだ利用していない。

また、はじめてメルカリで不良品を売りに出し、2週間ほどでおもな金目の物を売り払った。残ったのはたくさんの本だ。捨てるにはもったいなく、とはいえ読む気はなく、部屋にはおいておくだけのスペースの余裕はない。売りたい。こまごまとしたモノを売って、1000円とか800円を回収する。晩御飯一回分が補充される感覚。本が一冊売れるごとに未来の晩御飯が保証されていく。高く売れれば銀のさらだって出前にとれる。飯をモチベーションとし、ちまちまと積み重ねていき、1000円を十回で10,000円になる。それだけあればちょっとおもしろいことができる金額だ。これまで1000円軽く見ていた。しかし10,000円を得るには1000円を十回得る必要がある。当たり前のそのことを実感した。1000円のその価値の重みを取り戻すことができた。ちなみに本はメルカリのカウルというサービスから出品できる。カウルは本専用のメルカリだ。

今の希望は、部屋にカウチまたはソファーを置くこと。いまだダンボール10箱が部屋の一角を占有している。これは、コンパクトな二人掛けソファーが置けるほどのスペースを使っている。無駄だ。どっかにやりたい。捨てるのはもったいなく、売るにも手間暇がかかる。めんどくさいものを持ってきてしまった。でも、片付いた暁には、いい感じの椅子が置けて、いい感じの居心地の良い部屋になるだろうと希望をもっている。

そして、東京にいるが東京らしいことはほとんど何一つしていない。休日は部屋の半径1.5㎞圏内で生息している。唯一、多摩川沿いを約7キロ散歩したのは東京っぽかった。多摩川が東京の川だからだ。ただし、川として特別な感じがするかといえば、そんなことはない。ふつうの、けっこうきれいな川だ。一度、東京現代美術館に行こうとしたが現在リニューアル中とのこと、いつ終了するのかも記載されておらず、行けずじまいだった。

下北沢は隣駅だが、ほとんど行っていない。人が多すぎる。まだひとりでぶらぶらできるほどに街に慣れていない。いつか慣れることがあるのかは知らない。慣れたら慣れたでよいし、慣れれなくてもまたそれでよい。

余裕が出てきたら行動範囲を広げていきたいと思っている。