masatoの日記

やっていきます

Still Cornersを発見した

心に刺さる音楽を半年だかそこらにひとつくらい発見する。今日、というかさっき、Still Cornersの"The Trip"という曲を聴いた。YouTubeのリコメンドのプレイリストをてきとうにかけていたら、それが流れてきて、「これは」となった。  

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うつくしい曲である。聴いていると、無垢な、いまだに擦り切れず、汚れからまぬかれている、何かとても良きものの存在を感じることができる。たとえばおれの場合、ちいさい頃に家族でスキーに出かける前の午前5時や、年に数回だけ会う非常に仲の良かった親戚の家に遊びに出かける前の高揚感などがそうだ。イントロのメロディーは独り良い気分でいるとき、雪がしずかにふっているときの幸福であり、秋の森で枯葉だか樹木だかの甘い匂いをかぐときの解放感のようだ。  

というわけで、Still Cornersはとてもよいです。   

一年前はEmily Hainesがよいと書いた。このアルバムは今でも時々聴いている。

masatoz.hatenablog.com

「お気に入り」がちょびっとずつ年々増えていくについれて、この曲はいつどこで聴いたという記憶の風景のストックも増えていく。