2018-09-04 ■ 「負けたくはないやろ」と言うひとばかりいて負けたさをうまく言えない 結局無様なかっこうで流されてしまう。 目標がなくなったあとおそなつに嚙む木べらから木の味がする 他にすることがないことの表現として。木べらは味方だ。いつも助けてくれるから。それをあえて齧るときに何をおもうのか。 口笛を吹いて歩けばここに野のくる心地する 果てまで草の すべて 虫武一俊『羽虫群』より