masatoの日記

やっていきます

リモートワークを半年してみた感想

これはリモートワークを半年強経験したあと、現在オフィス勤務をするアラサー男性によるリモートワークについての半ば愚痴と化した感想文です。

f:id:masatoz:20190131000250j:plain よくインターネットのトラッキング広告が、エンジニア、リモートワーク万歳!!みたいに言ってますが、そんなにいいものですか。 エンジニアならインターネットとPCがあればリモートワークOK! 自宅勤務、出社しなくていい☆彡という感じですか。

実際にリモートワークをやってみた者として感想を書きます。

あくまでも個人的な感想です。

2018年3月から2018年11月にわたって約8か月間リモートワークをやっていました。東京、恵比寿。憧れのきらきらリモートワークエンジニア(?)です。

良い点

まず、よかったところです。

1.外に出なくてもいい

2.雑音がないので集中できる

1.自宅勤務なので外出する必要がありません。通勤が大変な場合はこれは利点になります。特に東京ではそうですね。電車が混みますから。9時出社の人たちが日々経験している行は想像を絶します。満員電車のことです。リモートワークなら自宅ではたらけるので心配いりませんね。

2.自宅でひとりなので、話しかけたり、周囲の雑音がしたりとかありません。自分の好きなように環境を整えることができます。思う存分仕事にとりくむことができます。いいですね。

悪い点

次に良くなかったことです。

1.外に出なくていい

2.雑談できない

3.生活リズムが崩れる

1.これは「良いところ」に書きました。良くもあり、悪いとはどういうことでしょうか?それは、外に出なくていいので、全然外に出なくなってしまうということなんです!

仕事以外で外に出る予定がある方ならいいですが。そうじゃない人だとずっと家にいることになるんですね。ひきこもりさんです。そういう人は強制的に外出する予定があるくらいが丁度いい。元来、引きこもり気質の人、しかも単身者であり必然的に自宅ではひとり、しかも外出する理由がないとこれば、ひきこもりが完成するということは火を見るより明らかですね。

2.人がいないですから。雑談はできません。強いてするなら独り言ですか。それもありでしょう。独り言が悪いわけじゃないです。ただ、他人と何か話すことで満たされるささやなかな社交欲というものがあります。その満たされなかったささやかな社交欲は毒に変質し、こころの底に沈殿しました。悪いですね。

3.フレックスタイムです。私はフレックスタイムで勤務していました。つまり始業時間、就業時間を自由にしていいという仕組みです。仮に一日8時間はたらくとして、たとえば10時に始めて19時に終わるみたいにできるわけです。逆に言えば、自分を律しない限り、働く時間が夜にずれていく。人間の体内時計は25時間を一日として回っているという話があるように、徐々にうしろにずれていきます。昼前に起きて深夜まで起きているリズムになります。それで快適ならよいのですけど、自分はそうでもなかったです。8時くらいに起きて活動する方が快適なのです。これは相性次第かと思います。

まとめ

結局のところ、オフィス勤務はいいですね。人と一緒に働けるのはいいものです。そこに人がいるというだけで満たされる社交欲求があります。しんどくなることもありますが、退社すれば自由になれます。その解放感を毎日味わうことができます。毎日がドラマティックですね。会社終わったー!って感じです。めりはりというやつです。

一方、リモートワークは勤務中も仕事後もずっとひとりです。ずっとね。ひとりが気楽といってもね、ずっとそればっかりだと辛いです。

そういうところです。

もう一度リモートワークやりたいか?と言われたら、矛盾してるのですが、やりたいですね(?)今度はもっと上手にはたらきたいです。自由に困難はつきものです。うまくやればりモードワークは良いものだと思うんです。

リモートワークは人を選びます。そもそも仕事場で社交欲を満たす必要を感じず、自分でうまくやっていける人なら私が感じた困難はそもそも存在しないでしょう。小さい子供がいる夫婦では、子供が病気になったときの看病、幼稚園への送り迎えなど、仕事の時間や場所を柔軟に決められるので生活しやすいでしょう。実際、そういう同僚がいました。コンピュータとインターネットがあれば仕事ができる職業であれば、リモートワークが選択肢にあるのはよいことだと思います。リモートで働くにせよ、従来のオフィスで働くにせよ、いずれもそれぞれ適応が要求されるような気もします。 パートナーがいる場合もよいでしょうね。家に人がいますから。

私からは以上です。