masatoの日記

やっていきます

インターネットがおうちにやってきた

自宅にインターネット回線が開通したのです。12月に引っ越してからある事情によりインターネット回線が使えませんでした。その間3か月。ずいぶん長くかかりました。回線は、速いと評判のNURO光です。ほんとうに速くて、Netflixで動画が即時再生できるし、コマ送りもタイムラグがほとんどないし、快適インターネット生活ばんざいという感じになっています。

さて、安定した高速インターネット回線が引かれた今となってはどうでもよいことですが、なぜ3か月ものあいだ回線がひかれなかったのでしょうか。

去年の12月、私は引っ越しをしました。人生で5回目の引っ越しです。インターネット回線の引っ越し手続きも3度以上は経験したと思います。当然、この時も引っ越しの手続きをしました。手続きは問題なく進み、引っ越し後は無事にインターネットできる予定でした。そう、あの勘違いが起こるまでは。

工事は予定通り終わり、待ちに待ったインターネットがやってきたと早速あらかじめ届いていたモデムをラインに接続しようとしたところ、どうもこの部屋には光ケーブルの接続口が見つかりませんでした。代わりに、コンセントのパネルに”空きスロット”のような穴が開いているところにプラスチック板で目隠しされた箇所がありました。どうやらそれが本来光回線の接続口がある場所のようでした。そのようにみえたのです。

実際は全然ちがくて、光ケーブルの接続口はコンセントのパネルの下側側面、つまり正方形のパネルが1㎝くらい出っ張っているところの左下側面にあったのです。あとで思えばちゃんと”光コンセント差込口”ってパネルの下左角のところに書いてある。なんでわからなかったのか。印字のあるところに不動産管理会社による”インターネット開通についてはこちらまで!”のシールがうえに貼られていたからです。だから、僕は光コンセントを見つけることができず、無いものだと思ってしまったのです。

それから変なことになりました。とにかく光コンセントの接続口がないから工事が必要だと判断した僕は、インターネット会社に工事をお願いするために電話をしました。すると相手は、「おたくの建物はNTTから工事ができないといわれている」と言いました。本当は工事はもう完了しているんですが、光コンセントがないと信じている自分にとって、これは意味が分からない返答でした。「では、この賃貸に住んでいるほかの住民はインターネットしていないというのか?いや、そんなはずはない。」そこから、電話のやりとりを繰り返し、計3時間はしたかもしれません、消耗するやり取りを経て、別会社に乗り換える決心をし、今に至ります。

言いたいことは何でしょうか。ひとつは、「自分を過信してはいけない」。光コンセントははじめからちゃんとあった。あらゆる可能性を検討すべきだったのです。パネルに印字があるかもしれないと思って、貼ってある広告シールをはがしてもよかった。でも、僕はインターネット関係のことはちょっとよく知っているつもりでいたので、一度正しいと判断したことには自信をもって自分の見解を相手に伝えてしまいました。すると、なんでかインターネット会社の人も不動産の管理会社の人もこの部屋には光コンセントがないという前提に立って回答をはじめたからおかしなことになりました。というか、だれもそもそもこの部屋にどういう工事がなされたのかを知るすべがなかったのかもしれません。

3か月、スマホの通信量を使い切ったうえでの低速通信に耐えました。本当は引っ越し工事はちゃんと完了していたのにも関わらず。

今度引っ越しするときは同じ過ちは繰り返さないでしょう。それが今回のことから得た教訓です。