masatoの日記

やっていきます

過去の日記を読み返していた。昔の自分の文章の方が、今のよりも鋭く、感受性ゆたかなような気がすることはよくある。歳月を経た分だけ成長するものだという期待があり、これに基づいて成長の具合をグラフで表せば線形になる。しかし、実際はそうではない。それは、立体的であるようだ。多面的といってもよい。強まる傾向があれば、弱まるものもある。それが好ましいかそうではないかは別の話だ。ともあれ、若いころの方が特に鋭さが勝っている気がして、憧れに似た感情を覚えるが、その分?大変さ辛さというのも当時は多く、トレードオフなのかな、という気がしている。年齢が高くなった今は、若かった時よりそんなに大変ではない。なんでだろう。大変さを避けて生きていく要領を身に着けたというのは言えるだろう。あとは、年下の人が多くなって、その人たちが、ありがたいことに、気を遣って接してくれるからだろう。所詮、社会は、一般的には若年者が年長者に嫌われては生きづらいものだ。そういった秩序の効力にあずかっているわけだ。しかし、それには長所短所があるかもしれない。おっさんおばさんになるほど面の皮が厚くなり、その人の本当のところが皮に隠れるような気がしている。でもこれはただ気のせいかもしれない。わからない。わからないが、本音を言うだけで何かを壊してしまうような秩序のなかでは、だれも何も本当のことはいえず、聞こえてくるのは現状を維持するための建前だけだ。それでよいのかもしれない。本当のこととは建前のことだ。「本当のこと」等というものはない。なんにでも軽く受け流せるのは生きのびるためにはプラスになる。生き延びてきたものとはおっさんおばさんのことなのだから、彼彼女らがその力にたけているのは自然なことなのだ。もちろん、自分だってそうだ。

算数は役に立つ

僕は算数のプリントをやっています。今日、問題を解いていて気づいたことについて書きます。
解いていたのは3次連立方程式でした。変数x, y, zの値を求める問題です。

x, y, zを含む式がみっつ与えられています。 式1, 2, 3としましょう。1と2、2と3を突き合わせて、どれかひとつ変数を消します。すると二つの変数を含む方程式がふたつ得られます。のこったふたつの式に対して同じ手順を繰り返せば、のこりの変数を一つにできます。変数がひとつの方程式とは、たとえば「x = 1」というかたちです。よって、変数の値が確定します。これをyとzについて繰り返せば、すべての変数の値を求めることができます。

この一連の手順は、現実生活においてものごとを考えるときの手順に通じるものがあります。 目的地XにY時までに到着するために必要な行動を考えるとしましょう。現在地からのルートは、A駅→B駅(乗り換え)→C駅→目的地です。このとき求めるべき移動時間は、A駅からB駅までの時間、B駅での乗り換え時間、そしてB駅からC駅までの時間、さいごにC駅から目的地まで徒歩でかかる時間です。このようにして、解を得るために必要な個々の変数の値(この場合は各区間の移動時間)を求め、それらを足した結果がここからゴールまで到達するために必要な時間になります。

たしかに、変数の値を確定する方法に違いはあります。連立方程式の場合は方程式を互いに演算して、一方で駅間の移動時間をもとめるにはググったりします。なので、先ほど連立方程式を解く手順が思考の手順に似ているといいましたが、むしろ算数すること自体が、一般的な思考の振舞いなのだ、という方がぴったりかもしれません。

ならば、算数は数の計算(お金だとかモノの数だとか)に必要なだけではなく、日常を生きること、すなわち人生自体に欠かせないものといえそうだ。こういうことを今日おもいました。

日常の風景

年末年始、身の回りでインフルエンザにかかった人が4人いて、本当に流行ってるという感じがした。
自分が前回インフルエンザをしたのは10年以上は昔。なぜ自分は感染しないのかが不思議。人が集まるところに行かなければ大丈夫なのかもしれない。

今年、仕事始めはすこし忙しかったが、それも落ち着いてきた。 定時18時に退社して帰ると、駅前のスーパーにつくのは18時半前。
この時間帯は、会社帰りのサラリーマンや近所のお母さん、おばあさん、そしておじさんがいる。
レジに並ぶとき、前の人のかごの中にたぶん今日の晩ごはんが入っていて、それは一人分の酎ハイと総菜のお弁当だったり、たくさんの野菜やお肉だったりで、この人は一人暮らしだとか、この人はお母さんで家族にご飯を作るんだとかがわかる。みんなそれぞれの生活がある。平和な風景。

風景といえば、会社の近くには公園があって、昼休みによく散歩する。そこには昼間からチューハイだのビールだのを飲んでいるおっさんが多くおり、その人たちはたいてい一人、あるいは2,3人でしずかにちびちびやっているようだ。まわりは昼休みのOL、リーマンがランチに出かけて歩いていく。あるいは、初老の男女が散歩をしている。雑多である。危険な感じはしない。そういう風景を見るのは好きだ。

父親と買い物にいく

父の同窓会があるといいます。あまりだらしない格好ではいけないので、服を新調したいといいます。僕は服の買い物についていきました。父の服を選びに買い物にいくのははじめてです。

 

近所のイオンに行きました。買ったのは、コート、セーター、パンツ、靴、帽子でした。きれいめのカジュアルのコーディネートでした。

 

次の日には、かばんと財布を買いに行きました。今度は別のイオンに行きました。コートと同じブランドのかばんと、紺色で清潔感のある長財布とを買いました。

 

全身あたらしい装いになった父はいつもよりも格好よく見えました。こういう買い物に付き合うのは良いものです。

 

 

 

MUSIC HEROをみた

実家に帰省していて、テレビを見ていたらMUSIC HEROっていう番組がやっていた。あいみょんと岡﨑体育が出ていた。両方ともすごく良かった。

 

岡崎体育のライブは、一曲目はハイテンションだった。岡崎体育の、会場の盛り上げがうまくて、全体がノリノリにおどっていた。みんな笑顔になっていた。二曲目はしっとりとしていた。はじめが激しいと、次に来る静けさが際立つ。その『龍』という曲は幻想的だった。ライブをみている長澤まさみの目は潤んでいた。他の人も潤んでいたと思うし、おれもそうだった。

 

あいみょんはロックだった。最近ロックの心を完全に忘れていた気がする。少し呼び覚まされた感があった。

 

こういう音楽番組はもっと見たいと思った。

 

鶴ヶ峰について

12月に横浜市に引っ越しました。
ここは横浜駅まで電車で15分くらいのところにある鶴ヶ峰というまちです。
駅の隣にはタワーマンションが1棟あります。
ほかに高層ビルはないので、遠くからでも見えます。
駅から直通のスーパーもあり、すぐそばには商店街もあります。
おとつい25日クリスマスの日、商店街は平日でも人通りがあり、活気がありました。

鶴ヶ峰を引っ越し先に選んだのは、ひとつには緑が多かったからです。
駅から5分ほどの距離に、自然散策路といった趣の遊歩道があります。
そこは、全長1キロに満たないくらいの短い散歩道です。
道は敷地内を流れる小川にそって続いています。
マガモのつがいが泳いでいるような小川です。
しらさぎのような鳥もみかけました。
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ミニチュア吊り橋もかかっています。
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そのようなゆたかな自然がありつつ、割と街でもある。
そういうのが鶴ヶ峰の好きなところです。