masatoの日記

やっていきます

データベースからうまくデータを取り出せないかと命令の仕方をずっと試行錯誤していた。技術的にはできるはずだったので、本やネットなどを見つつためしていたが、思うように行かない。いけば、サクッと終わるはずなのだ。他の手持ちの方法でやったら面倒な手続きになることは予想がついた。なんとか、サクッとエレガントに片付けたい。そんなこんなで、随分時間が過ぎた。かっこいい方法でやりたいという執着。

でも納期がある以上、やり方がわかるまでずっと勉強しているわけにはいかないんだ。やり始めなければ絶対できない。当たり前すぎるが、これ大切。

そのあと、勉強してできるようになりたいと思ったことは中止して、別のやり方で取り組み始めた。そしたら、時間はかかるけど、着実に成果がでた。完了の目処が立ったのでひとまず安心。かっこよくはないけど、心理的安全が得られた。よいことだ。

最小の手数で最大の成果を得るのは憧れるけど、それができないんだったら、手数を打って、ちまちまとでもいいから都度成果を得ていったほうが楽しい。いつまでもできないことに、とりくんでいると、追い詰められてくるので、危険でもある。

日常でもかっこよくやろうとして、できるようになるまで勉強し続け、いっこうに仕事をスタートしないみたいなことはある。誰か他の人がうまくやってるのを見て、そういうふうにやることが可能だと知っているから、自分もそうしたくなる。だが、技術的にできるということと、自分がそれをできるということは、全くない別のことである。この言葉をどこかの本で読んだ。まったくその通りだ。

ある程度やってみて自分には無理そうだったら、別の仕方で始めるほうが捗る。かっこいいやり方は、それと並行して練習していけばいい。そうして続けていけば、きっとそのうちできるようになる。