masatoの日記

やっていきます

夕暮れ時、用事を済ませるために行ったコンビニからの帰り道、道にお祭りのちょうちんがかかっているのをみた。近所の神社できょう祭りをやっているらしかった。自転車を走らせて行ってみると、住宅地の一角にその神社があった。たくさん掲げられたちょうちんの明かりがあたりをだいだい色に染めていた。お囃子も盛大にやっていた。太鼓や笛にまじって子供大人の声が聞こえた。おれは祭りの雰囲気を少しだけたのしんでから帰宅した。

Still Cornersを発見した

心に刺さる音楽を半年だかそこらにひとつくらい発見する。今日、というかさっき、Still Cornersの"The Trip"という曲を聴いた。YouTubeのリコメンドのプレイリストをてきとうにかけていたら、それが流れてきて、「これは」となった。  

www.youtube.com

うつくしい曲である。聴いていると、無垢な、いまだに擦り切れず、汚れからまぬかれている、何かとても良きものの存在を感じることができる。たとえばおれの場合、ちいさい頃に家族でスキーに出かける前の午前5時や、年に数回だけ会う非常に仲の良かった親戚の家に遊びに出かける前の高揚感などがそうだ。イントロのメロディーは独り良い気分でいるとき、雪がしずかにふっているときの幸福であり、秋の森で枯葉だか樹木だかの甘い匂いをかぐときの解放感のようだ。  

というわけで、Still Cornersはとてもよいです。   

一年前はEmily Hainesがよいと書いた。このアルバムは今でも時々聴いている。

masatoz.hatenablog.com

「お気に入り」がちょびっとずつ年々増えていくについれて、この曲はいつどこで聴いたという記憶の風景のストックも増えていく。

映画館に行く

午後が暇だったので映画館に行ってきました。先週行った渋谷の映画館、ユーロスペースの上階にあるシネマヴェーラというところです。はじめは今評判の『カメラを止めるな!』を見に行こうとしていたんです。でも満席になってたし、どうも威勢よくガハハと笑う感じの映画を見る気分じゃなかった。そこで古典作品を上映しているシネマヴェーラを選んだのでした。

上映していたのはジャン=リュック・ゴダールの『はなればなれに』です。ゴダールという人は、評論家や文学者などによるアカデミックな言説にとり囲まれていて、うかつに近づきがたい雰囲気がある。少なくとも自分にはそう感じられる。しかしとにかく、映画を眺めるだけなら誰でもできる。というわけで、観てきました。ちょっと小難しいところもあったけど、全体的には能天気なお話でした。なかなか楽しかったです。

ところで、この映画館で一番関心したのは、闇が深かったことです。「闇」というのは、上映する前に消灯しますね。そのとき、しっかりと暗くなるということです。前の席にすわっている人の頭がわからなくなるくらい、真っ暗になりました。映画館はしっかりと暗い方がいい。その方が映画に集中できます。

あと、一般1200円なのもよかったです。ふつうの映画館だと1800円ですもん。このくらいの値段だとふらっと行きやすい気がします。ミニシアターって空いている印象でしたが、ここはかなり人が入っていました。半分以上は埋まっていたはず。上映後、退出するときにも待合場は人で混んでたので、コンスタントに入っている様子でした。古典作品が中心だったので、年齢層が高いかというと、そうでもなく、若い人の顔もよくみえた。他のところではなかなか上映してなさそうな作品をやっていて、映画好きの人がよろこびそうだと思いました。

www.cinemavera.com

じゃがいもの粉を食べて車の夢をみる

ヨーグルトとレジスタントスターチで腸内環境改善するマンになったおれは、先週からせっせとヨーグルトを食べ、レジスタントスターチを料理にまぜて摂取し、順調に腸内細菌を増やしている。調子がいいので、しっかり増えているのだろう。ご飯のあとすぐ食器を洗ったり、こまめに買い物に出かけたり、あらゆる雑用を片付けたりとまっとうな人間らしく生活するようになった。そのおかげで部屋は以前より整理されて保たれている。

レジスタントスターチはBob’s Red Mill のpotato starchをiHerbで買った(ボブの赤い臼?たしかに粉物を取り扱っているようだ)。評判が良かったやつだ。じゃがいもから作られていて85%のレジスタントスターチを含んでいると書いてある。「天然水と濾過過程により最高品質のじゃがいもより製造。 グレービー、ソース、スープやシチューを作るのにとろみをつけるのに最高」。カレーに入れてみたら、とろみがつきすぎてカレー風味の別な何物かになってしまった。それもそのはずで、これはほとんど片栗粉と同じものらしい。ただしレジスタントスターチの含有量はふつうの片栗粉よりも多いはずだ。調べてないから断言はできないが。

Bob's Red Mill, ボブズレッドミル, Potato Starch, Unmodified, 24 oz (680 g) - iHerb.com  

これを今週のはじめから食べている。そして間もなくおれは夢を見るようになった。理由はわからんが、とにかく数年?ぶりくらいに記憶のある夢を二日連続で見ている。

今日は借り物のクラウンをぶつける夢だった。おれは紺色の、他人に借りたハイグレードなクラウンをバックで車庫入れしようとしていた。前方にはどこかのおばさんが運転する軽自動車が、同じくバックで、おれに続いて車庫入れしようとしている。慣れない大きい車体、さらに借り物であるため、おそるおそるバックさせる。途中、ハンドルを切るタイミングを間違えて壁に近づきすぎてしまった。いったん前進させて再度バックしようとしているところ、軽がお構いなしにバックしてくるーーー右側のドアミラーをへし折りぶつかった。そこで夢が終わった。

誰の車だったのか、なぜ紺色のクラウンだったのか。借り物を(不可抗力とはいえ)壊してしまうのは冷や冷や以外の何物でもない。どうせなら夢の中でくらいもっと楽しい思いをしたいじゃないか。

夢を見だしたり、てきぱきと行動できるようになったりして、レジスタントスターチはメンタルに好影響を与えることがあるらしい。片栗粉を食って豊かな生活を、とは聞いたことがないが、つまりはそういうことだ。じゃがいもの生産量はたくさんあるのじゃなかったっけ。であれば、片栗粉が売れまくっても供給が行き渡るし、人々は体調がよくなり生活しやすくなって、いいことのようだ。しかし、好んで片栗粉を食べようとする人間はそれほど多くはないのだろうな。

車を運転しなくなってからもうすぐで5ヶ月間になる。運転の仕方を忘れてしまいそうである。車を手放してよかったことは、なんといっても維持費がかからなくなったこと。駐車場、車検、エンジンオイル、もちろんガソリン。持ってないからメンテする必要がない。何も気にしなくてもよい。ただし、車で好き勝手に移動することはできなくなった。当たり前だけど。車のない生活とは、移動手段を公共交通機関に限定することである。タクシーとか友達とかの車に乗るのかとを除いて、だ。おれはそういうのには全然乗る機会がないから、電車とかばっかりになる。変化は変化であって、良くも悪くもない、あるいは、良いことも悪いことも両方ある。

ここ数年、読書とかPC作業などしているとなんだか腹にくるという具合だった。くる、というのはゆるくなるという意味。目、肩、腰より先に腹。ウィークポイントが腹。

でもさいきんはお腹に良い食生活を実践していて、そうしたら少しよくなったみたい。食べ物の影響は大きい。

そして、たぶん前より集中力できるようになった。作業しているとき注意があちこち行くことが減った気がする。

インターネットによると、腸内環境の改善の効果として、睡眠の質があがるということも報告されている。おれも睡眠の質をあげたい。睡眠時間がやたらとたくさん必要なのです。寝てる時間長すぎってのと、単純に気持ちよく眠れるようになりたい。

蒸し暑い。駅まで歩くだけで額に汗が浮かぶ。いや、汗が臭いんですよ、脇汗が。で、自分はそういう感じなんだけど、さらさらの人がいるじゃないですか。どうなってるのかと。おれはクサそう、あの人はいい匂いしそう。体の成分が違うのかと。あれは不思議ですね。どうやってるのか教えてほしい。蒸し暑い夜にさわやかな顔でさらさらで活動する方法を教えてください。いや、しかしそんな方法というのはない。これは世の無情のひとつであるなと思います。