masatoの日記

やっていきます

「いいね」ボタンを押せないときがある

定期購読しているブログとか、そうじゃないブログとか全部含めて、本当にいい!と思った記事でも、「いいね」を押すのに戸惑うことがある。なんでかというと、「いいね」を押すので本当にいいねの気持ちが著者に伝わるのか?いや、むしろ伝わらない気がすると思うからだ。勝手にそう思っているので、「いや、おれは『いいね』ほしいよ」という人もいるんだと思う。でも見ず知らずの人のブログの場合、「いいね」ってやりにくい。どことなく、なれなれしさがある。いいこと書いてるのに、そんなに軽々しく「いいね」なんていってよいのか、という気持ちがある。「いいね」って、同等かちょっと上の立場から発せられるという感覚があるんだと思う。なので、自分が目下であると認識している場合は不適切なアクションといえる。

しかし、「いいね」=ほめること、が目上から目下の者に向けた行為である、というようにかっちりと定義してしまうと、それはそれで堅苦しい。なんで、自分はあまりやらないけど、他の人がやったっていいのでは、程度の心持ちでいたい。

なんか律儀っぽいことを言っているようだが、こんなことを気にしだしたのはある本を読んだせいだ。そこに「褒めるというのは相手を見下していることである」という見解が出ていて、これはよかれと思って褒めるのも考えものだと思ったのだ。その意味で僕が「いいね」しないのはただの自己防衛というのが本当かもしれない。